ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

書評

これは間違いなく傑作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5 (GA文庫)作者: 大森藤ノ,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2014/05/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか…

書評はこう書け

書評は狙って書くとつまらない.思いの丈をぶつけるべし.それが出来ない本は書評など書く必要がない本だ.— むのT.Okamura (@shintoumuno) 2014, 5月 30 しかし,ネガティブな要因ではなくて,書きたいけど書くきっかけがなかった本はたくさんある.— むの…

「魔法科高校の劣等生 13 スティーブルチェース編」 感想

魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)作者: 佐島勤,石田可奈出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 魔法科高校、最新刊を読んでる。なぜこれが微…

問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! 書評

現世から黒ウサギによって3人の問題児が呼び出され、箱庭という世界でギフトゲームに参加するという話。最終的な目的は魔王を倒して、奪われたコミュニティの名と旗印を取り戻すことだ。久々につまらないライトノベルでした。こんな気持ちになるのは珍しい…

『自転車で行こう』岩波ジュニア新書 書評

自転車で行こう (岩波ジュニア新書)作者: 新田穂高出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/03/19メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 内容 自転車の交通マナー。法律での自転車の在り方。ママチャリの利点と値段の違い。簡単な整備方法。ロード…

7月に買ったライトノベル・漫画 その2 (Fate Zero 6、月見月理解の探偵殺人5、咲8、となりの柏木さん、神のみぞ知るセカイ13)

月見月理解の探偵殺人 5 (GA文庫)作者: 明月千里,mebae出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2011/06/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 133回この商品を含むブログ (29件) を見るこれにて完結。感動のエンディングで終われてよかった。こ…

GJ部の冒頭で語られる枕詞について

何度か取り上げているGJ部は一話が基本的に4ページしかない。そこで、長い文章を使って時と場面を説明することが難しい。そこで、定型句とも言える物が冒頭に置いてよく使われている。例を挙げると、『いつもの部室の丸テーブル』『いつもの放課後』のよう…

今月買ったライトノベル、漫画の感想を書く その1(ラノベ部、GJ部6) 

ライトノベル編 ラノベ部1,2,3 ラノベ部 (MF文庫J)作者: 平坂読,よう太出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/09メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 659回この商品を含むブログ (140件) を見るライトノベルに魅了された女の子が軽小説部…

Fate Zeroで切嗣が聖杯に叶えて欲しかったこと

Fate Zero文庫本版、全6巻が今月の新刊をもって完結した。Fate stay nightの世界で断片的に語られていた前回の聖杯戦争の話を描いた作品。虚淵玄によって書かれた作品は本家とはまた違った良さがある。銃器による魔術師への攻撃など、魔術というものから離…

ジェール・ヴェルヌが描いた横浜 「八十日間世界一周」の世界を読んだ

ジュール・ヴェルヌが描いた横浜―「八十日間世界一周」の世界 (慶應義塾大学教養研究センター選書)作者: 新島進出版社/メーカー: 慶應義塾大学教養研究センター発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る八十日間世界…

新約 とある魔術の禁書目録 書評

新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)作者: 鎌池和馬,はいむらきよたか出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/03/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 1,094回この商品を含むブログ (104件) を見るあらすじ ローマ正教の暗部『神の右席…

名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS怪人幻影師 書評

まさか新作が出るとは思ってもいなかった名探偵夢水清志郎シリーズ。出てくれたことに対してはやみね先生に感謝を捧げる。はじめてこのシリーズに出会ったのはずいぶんと前、小学生の頃だった。ある日のこと図書館でふと見た棚に置かれていたのがきっかけだ…

ライトノベルの書評の形式と要素の一覧 

書を評すると書いて、書評。その書き方には様々な形式があると思う。そしてどれを選ぶかによって、その人の個性が出る。この記事では、それらの書評の形式や要素、技術について考えたいと思う。その中にはライトノベルだからこそ生きるという物もある。いく…

西尾維新の全著作一覧と感想 上 刀語のアニメが終わったのでまとめてみた

西尾維新の本を読み始めたのは高校2年の時だった。ノベルスで発売されていた戯言シリーズが講談社文庫になり、それを僕は手に取ったわけだった。それをきっかけとして僕は彼の著作にのめり込むようになった。発売されてから多くの時間がたった今となっては…

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(上) 書評

一大センセーションを生み出したひぐらしの鳴く頃にが文庫化されるということなのでずいぶん前になるが読んだ。感想は以下のツイートが象徴している。 http://twitter.com/#!/onihcu/status/25525676572413952:twitter:title:140http://twitter.com/#!/onihc…

人皮装丁本とは?

世の中にはいくつもの素晴らしい装丁を持った本があるが、その中には下手物といわれるようなとんでもない装丁を持った本がある。それが人の皮を使った物である。パリのソルボンヌ大学には、それがあるといわれている。いつ頃、誰が書いたか不分明ではあるが…

さくら荘のペットな彼女4 書評 多くの命題についての僕なりの思索

天才と凡人の差を描ききる物語。現実世界と理想的な存在の有無。自分とのギャップが生む進化。3巻でリタとのことやらでいろいろあって深く語られなかった文化祭の準備と本番、そしてクリスマスという大イベント。少しおかしいましろと一緒に自分の持つ才能…

さくら荘のペットな彼女3 書評 キャラよりもストーリーに価値を求める

天才と凡人との葛藤を描くシリーズその3。ましろのイギリス時代の友人リタがやってきて、イギリスにましろを連れ戻そうとするという話。さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)作者: 鴨志田一,溝口ケージ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日:…

本は、これから 書評1 今の本はゆっくりという利点をもっているということについて

この本では、本という物のこれからについて語られているが、その執筆者たちである37人の中で複数によって語られていることがある。それは、本という物が「ゆっくりと」言う性質を内包していることについてだ。たとえ、すぐに読まれることはなくても、いつ…

さくら荘のペットな彼女2 書評

さくら荘のペットな彼女〈2〉 (電撃文庫)作者: 鴨志田一,溝口ケージ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2010/04/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (44件) を見る青山七海がさくら荘に引っ越してきた! 一方、…

知られざる空母の秘密 書評

知られざる空母の秘密 海と空に展開する海上基地の舞台裏に迫る (サイエンス・アイ新書)作者: 柿谷哲也出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2010/09/18メディア: 新書購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (6件) を見る世界でも限…

このライトノベルがすごい!2011 書評

このライトノベルがすごい!2011作者: 『このライトノベルがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/11/19メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 112回この商品を含むブログ (38件) を見る毎年恒例となった、ライトノベルのランキングを発表す…

撃路崎真咲の密室プレイ 書評

今年読んだライトノベルの中で最悪の作品に入れなければならない。途中で読むのをやめるのは、初めての事だった。会話が売りの作品らしいが、会話に重視するがあまり内容がない。ストーリーもいつまでたっても進まず、延々と会話が続く。 そして、無駄に厚い…

さくら荘のペットな彼女 書評

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)作者: 鴨志田一,溝口ケージ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2010/01/10メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 162回この商品を含むブログ (106件) を見る一言で言えば天才と凡人との間の心の葛藤を描いたも…

羽月莉音の帝国5 書評

前回、独断専行で恒太が頭取になった日本商業銀行だったが、その裏には中小企業信用補完機構なる組織が暗躍していた。一方、天才だがまったく実務には役に立たない恒太のメディアへの露出によってどんどん資産が増大。それに伴い、2.1%という高利率に革…

百年の孤独 書評と感じたこと

先日、大学の図書館で前から読みたかった、ガルシア・マルケス著『百年の孤独』を手にとっていた。期待に違わずその出来栄えは素晴らしかった。 活字でびっしりと埋まっているはずなのに、すらすらと読み進められるこの文章の上手さは非常に驚かされた。 な…

『GJ部』分析第一回 序論

GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)新木 伸,あるや小学館売り上げランキング : 11184おすすめ平均 : Amazonで詳しく見る今回、取り上げるのは『GJ部』という作品である。作者は、新木 伸。イラストは、あるや。レーベルはガガガ文庫である。 表紙は、白を背景と…

作家になる技術 書評

プロの作家になるということは、難しい話だ。 なぜなら、圧倒的に狭い門であるからである。小説を書くこと自体は誰でもできるが、読者に買ってもらえるものを書くとは非常に難しい。最も理想的な方法としては新人賞によるものがある。この本、『作家になる技…

死の蔵書 書評

本好きなら有名な本だと思いますが、『死の蔵書』という本があります。この本の中には、いくつもの古い本が出てくるのですが、それらの本たちについて深く関わる古本屋、掘り出しやと言われるせどりをして生計を立てている人がこの本の主役です。主人公は、…

『セカイ系とは何か』を読みあふれる問い、考え及び今後のサブカルチャー文学の可能性の数々

セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史 (ソフトバンク新書)前島 賢ソフトバンククリエイティブ売り上げランキング : 10843おすすめ平均 : Amazonで詳しく見る by AZlinkこの本は非常に多くのセカイ系文学についての考えを教えてくれるが、この本を読む…