詳しい情報を検索する方法

今日は情報検索について書きたい。

私たちは何か知りたい情報があったとき、どのようにして調べるだろうか。
インターネットが整備されてない少し前であったのなら本や雑誌、テレビなどを見て調べていただろう。
だがインターネットが普及した今ではGoogeを始めとした検索エンジンに頼ることが多いと思う。キーワードを打ち込みリターンキーを押せばあっという間に情報がのったサイトが見つかる。全く便利な時代になったものだ。しかし、検索エンジンを使う方法は確かに便利だがいくつか弱点がある。

例えば、のっている情報が本当に正確であるかどうかということが挙げられる。ページの1番目にのっているサイトの情報が正しいかどうかは検索結果で上位にきていることと関連性はない。嘘やデマがネット上には転がっている。

なぜそのような問題が起こるのかといえば、専門家が書いているわけではないことがいえる。もちろん公的なサイトは専門家が記述しているだろうが大半はそうでない一般の企業の社員が自社の宣伝のためや一般人が趣味でのせている。
そういった情報は本などからの写しであることが多く、そのため内容も改変され情報に齟齬が生じていることも往々にしてあるのだ。

そういった問題を乗り越えるための方法を紹介する。それは、「論文」を読むことである。論文には高度な知識が元のデータと共に掲載されており信頼がおける。また、研究の最先端の情報は論文でしか読むことができない。本などになるのは新しいことがわかったときから時間がたってからのことだ。そういった面でこの方法は効果的である。

さて、論文を探す上で参考になるサイトをのせておく。
サイト名は、「読書猿Classic: between / beyond readers」だ。

このサイトでは定期的に論文の読み方や書き方または探し方などについて載せられている。管理人さんは本の探し方に精通している人であり、専門家といえる。尊敬に値する人だ。

参考にこのサイトの論文についての記事をのせておく。
2010.03.15 100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い
2010.03.17 自宅でできるやり方で論文をさがす・あつめる・手に入れる
2010.05.02 web上のレファレンスツールを1枚にまとめてみた
2010.05.08 分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)
2010.04.16 Googleで片付かない捜しものチートシート

私個人としては主に[http://ci.nii.ac.jp/:title=CiNii 国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ[サイニィ]]を使うことが多いが、人それぞれ用途は異なるだろう。この方面に関しては様々な本が出ているので一度読むことをおすすめする。知は力なり、嘘に踊らされない為にも知識を得ることは大事なことなのだ。