作家になる技術 書評


プロの作家になるということは、難しい話だ。
なぜなら、圧倒的に狭い門であるからである。小説を書くこと自体は誰でもできるが、読者に買ってもらえるものを書くとは非常に難しい。

最も理想的な方法としては新人賞によるものがある。この本、『作家になる技術』では新人賞をとって、華々しくデビューした人へのインタビューが載っている。インタビューされた人には、伊坂幸太郎冲方丁乙一などそうそうたるメンツが並ぶ。彼らからの情報は、大きな価値を持っている。

会社を辞め、一大決心をして書き始めた人や、学生時代から活躍していた人までその立場は様々である。だが、彼らに共通していたのは小説を書きたいという思いである。これは、自分も見習いたい。

かつて、『小説家という職業 』という本の書評を書いた。その時から僕は、進めただろうか。立ち止まっているのではないか。いつも疑心暗鬼である。だが、進まなければならない。どんなに壁が高くても。それが僕達の生きる道であるのだから。


最後に、僕が志望するライトノベル系のサイトへのリンクと紹介を書いておく。役に立てば幸いだ。

ライトノベル新人賞に応募しよう!
ライトノベル系の新人賞に応募する人たちが集まっているサイトである。毎日、投稿がある。そのスタイルは日記形式だ。創作過程での疑問など気軽に書き込んでいる。そしてそれらの回答にはみなコメントを寄せてくれる。理想的な集合体が生まれているのだ。
このサイトに書き込みたい場合は、このような手順を取ればいい。まずサイトの上にある、『はじめに。』という所のリンクをクリックする。すると『はじめに。』に飛びます。そこに参加しますという書き込みを、はてなのアカウントにログインしている状態ですればよい。しばらくすると承認される。
もちろん人を傷つけることを書くのはダメですよ。


ライトノベルを書こう!!
ライトノベルの情報や投稿室、学習室がある総合サイト。中でも学習室は必見である。基本的なパソコンで小説を書くための技術を学ぶことができる。書き始める前にひととおり目を通して欲しい。正しい書き方を使わなければ、賞の受賞は有り得ないのだから。投稿するときはしっかりと規約に従って欲しい。

ライトノベル作法研究所
古株のサイトである。何冊か本も出版されている。
ありとあらゆるライトノベルに関する情報が詰まっている。書き方から書評、役に立つ情報サイトまで幅広い。ここを出身とする作家も出ているぐらいである。私もよく使っていた。困ったときに頼るならばこのサイトが一番であろう。

さあ、書こう。