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ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

農工大事故の真相は?日本のマスメディアの本質に関わる問題が潜んでいる

記事紹介

農工大で爆発事故発生―だが毎度のフォローアップは適切か? - 化学者のつぶやき -Chem-Station-この記事を読んで、忘れかけていたこの事件の記憶がよみがえった。

速報こそどのテレビ局も伝えるが、すぐに新しい情報が出てこなくなる。そんな事件、事故が山のようにある。そしてそれは新聞や雑誌なども同じである。例えば、地震に見舞われたハイチは今もなお災害からの復興という面で苦しんでいる。なぜなら、治安状況の悪化や感染病が蔓延しているからだ。だが、どこもそれを取り上げようはしない。CNNなどでは報じられているにも関わらずだ。


この理由は、日本のマスコミの本質的な問題にあると思う。日本のマスコミはマスメディアが正しく成長したアメリカとは大きな違いを持っている。
それは日本のマスメディアは速報性を重視するということだ。彼らは他社よりも先にどこどこの会社と会社が提携するなどという情報を伝えることを目指しているのだ。けれど、アメリカではそれは価値は持たない。

なぜならそれらの情報はいずれ発表されるものだからだ。ほうっておいても発表されるものにどこが大きな価値があろうか。むしろそれがインサイダー取引の元にでもなっていたら大変なことだ。
日本のマスコミ関係者がそんなものを手に入れるために必死になっている。もっと重要な企業汚職のような裏情報があったとしてもそれを公表しないことまでも餌にしてである。まさに政治家、経営者の飼い犬でしかない存在なのである。

一方アメリカで価値のあるニュースとされるのは、誰も知らない重大な秘密である。例を挙げるとするならば、何件も医療事故がもみ消されてた大病院の不祥事、政治家の裏献金などだ。
今も彼らは精力的に取材している。日本のマスメディアが癒着の対象になっているのとは対照的にだ。

今回も、他社に先をこされるかと速さを競った出来事に過ぎなかったのだろう。だから事件の危険性も背景も推移も伝えることに興味がないのだ。
いいかげん既存のマスメディアは自然淘汰されないかな。

化学実験の安全対策を学ぶにはこれが良書。