農工大 実験中の安全対策についての注意

平成22年10月25日


学 生 各 位


東京農工大学長
小 畑 秀 文

実験中の安全対策について(注意喚起)

これまで、実験中に使用した器具や薬品等により怪我を負う軽微な事故がたびたび発生していましたが、今般、実験中に爆発が起こり学生が大怪我を負う事故が発生いたしました。
ついては、入学時オリエンテーションで配布している安全マニュアルを再度熟読するとともに、今後、実験を行う際は下記のとおり十分な安全確保等に努められるようお願いします。

(1)実験のリスクに応じ、防護メガネ、防護服、実験用手袋、マスクを着用すること。

(2)担当教員等に実験を実施する旨を事前に告げ、実験手順や実験により発生する影響等を十分確認すること。

(3)慣れている実験や十分な知識を有する実験を行う場合においても、油断をせず防護メガネ等を着用すること。

(4)万一怪我をした場合及び怪我を目撃した場合は、各研究室に掲示されている「事故・災害緊急連絡先」及び担当教員に直ちに報告するとともに、保健管理センター又は病院で診察を受けること。

防護マスクを付けていても怪我をする時はよくある。最新の注意を払い、危険を察知する能力が必要だ。

いわば第六感。

戦場で最も求められる能力は、危険を感じ取る能力だ。これがなければ戦場ですぐに死ぬ。なぜだってそれは簡単だ。

一つの油断が死を招くからだ。道端に転がっていた10センチメートル程の物体近づいた瞬間爆発。影から飛び出してきたゲリラからの狙撃。

どれも死を招く。
実験の際の安全対策を学ぶにはこれが一番の良書。