ネタがないので、簡易更新でお送りする。
今日は、松本合同図書館でレポートをひたすら書いていた。そして、時間いっぱいまでかかって期限通りに提出。胸をなで下ろした瞬間だった。
レポートを出した後、図書館に戻って本を物色していると、おもしろそうな本を発見。それは、『本を探す本』という物だった。かなり前に書かれた本ではあったが、欲しい本を手に入れるための方法が載っていた。今でこそ、インターネットという物があり絶版本でも手に入りやすくなっているが、その本が書かれた当時はまだメジャーでなく、時代を感じた。しかし、いつになっても使えるテクという物はあるものである。そのテクについて書いておきたい。
それは、絶版本を手に入れる方法についてだ。既に市場に出回っていない以上、絶版本は一般の書店で買うことはできず古本屋で探すしか一般的には方法はない。だが、もう一つだけ手があるのだ。
それは、出版社に問い合わせること。
例え、絶版本であったとしてもたいていの場合、出版社の倉庫には余った本が置いてあるものだ。直接出版社に電話をかけ、聞いてみると良い返事が返ってくることが多い。そして、どうしても欲しいふしを伝えればよほどのことがない場合、送ってくれる。その場合、代金は後払いになることが多いらしい。
もしも、出版社のそばに住んでいるのならば、直接伺うのも手だ。ただし、事前に連絡はしておくことがマナーである。
そんな手もあるのだなと感心した。まだまだ本について知らないことはたくさんある。
話は変わる。副題の古書店と古本屋の違いに移ろう。一見同じようなこの二つは厳密には異なる物なのだ。その違いは、古書店が学術的に価値のある書物、多くの場合は明治、江戸などをメインに扱うのに対し、古本屋は新しめの本を扱うという物らしい。なるほどとこれを聞いて納得した。
古本はせいぜい、高くても数万円ほど。一方、古書となると数千万円という物がざらにあるからだ。これだけ扱う本の種類が違えば、別の店の種類といえるだろう。
ちなみに古書店は減少傾向にあるらしい。古本屋はおそらく新規参入が多いような気がするので数はあまり変化していないと僕は推測している。
最後になるが今日購入した本を書いておこう。
一冊目、池沢夏樹編『本はこれから』。岩波新書。
三十七人による合同本らしい。古本屋についても書いてあったので購入。
- 作者: 池澤夏樹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/11/20
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二冊目、黒田達明著『ようこそ、私の研究室へ』。ディスカバー出版社。
様々な研究者たちが自分たちの研究について語る本。どうしてこの研究を続けてきたのかなど科学者たちの決断の道筋や指針が知りたくて購入した。これからのこともあるので、情報を知り、大学生のうちからしっかりとした将来の計画を立てておきたいと思っている。
- 作者: 黒田達明
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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