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ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」元ネタ 羽川翼

ライトノベル

化物語(上) (講談社BOX)
西尾維新ライトノベルの登場人物、羽川翼にはこんな名言がある。阿良々木暦に「お前は何でも知ってるな」と尋ねられたときに返す「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」、これである。

個人的には、これを世界の全てを知っているはずがない、この世にはまだまだ自分の知らないことがたくさんあると解釈している。自分の能力を理解している彼女ならではの言葉だと思う。

この名言の元となったかもしれないものをつい先日見つけた。断定はできないのであくまでも推定だが、西尾維新が必ず僕が見つけた元ネタには目を通していることはほぼ確実であることからも関連性があると思う。

その元になった部分は、森博嗣の小説、『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』にある。354ページ、登場人物の一人、小鳥遊練無が香具山紫子が言ったセリフ。「覚えたから覚えているだけじゃん」「知らないことは知らないもんね」。

まずこの場面について説明する。練無が高い知識を披露したときに紫子が「れんちゃんって、頭ええんよね」と尋ね、それに対して上記の言葉を発した。

西尾維新は、森博嗣の大ファンであることはよく知られている。この『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』の出版は2001年5月であり、化物語のはじめの一話であるひだぎクラブがのったのが、メフィスト 2005年9月号である。戯言シリーズを書きながら、個人的に化物語を書いていたと戯言ディクショナルで語っている。戯言シリーズは、『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』の後に出版されている。
それらを考慮すると、決して何らかの因果関係があっても不思議ではない。

という推論でした。

でもどこかでもっと確かなこと言っている人いるのかな。維新先生自身がインタビューとかで発言してるかも。だれか知っている人教えてください。

<参考資料>
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (講談社ノベルス)
恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)