雑記 ライトノベル記事にできそうなネタ 日常系の話や作家の話やら

更新意欲が湧かないので、今考えているライトノベルにまつわる記事ネタをとりあえずリストアップしておく。ライトノベルについて考える際のとっかかりとしては使えるかもしれない。一応説明つき。


>日常系はストーリー小説の対極には位置していない。むしろストーリー小説の対になるのはキャラクター小説だ。なぜか? 日常を描くことがストーリーの欠如に直接的につながるわけではないから。あくまでも、非日常ではなく普通の世界の日常を描いたとしてもそこにストーリーを持ち込むことは可能である。というかむしろその方が多い。一方キャラクター小説は終始、キャラクターの個性、良さ、萌え的な要素を発揮することが求められる。そこに、ストーリーという概念は存在しない。全体の構成なんかを考えることなく、その時々だけで構成されている、本当の私たちの日常に近いものだと思う。


>ライトノベル作家はもうかっていない。生活が厳しそうだという話。基本的に自転車操業ライトノベル一巻を出すための時間を過ごすのに必要な生活費、取材費を書き続けることで賄っている。もしも、売れなければ打ち切りに。そうすれば収入がなくなりすぐに破たんする。稼いだ分を次の本を出すためにすべて使う。そんな生活が多くのライトノベル作家の日常。

専業でなかったら、やっていけるだろうと思う。つまり兼業、多くのライトノベル作家がこれであるし、編集もこれを推奨している。作家の将来まで責任は持てないからね。刊行スピードが下がるが、それは兼業が故の阻害要因でしかない。専業である以上高い刊行スピードが必要。ほかに収入の当てがないから。 

専業では食えない、寡作では食っていけないライトノベル作家が増えているらしい(未確証)。一方、広がるライトノベル市場。おそらく、作家間での格差が広がっていると推測される。まさに戦国時代。上はアニメ化で勢いづき、下はまさに底辺。打ち切り続きで、廃業に。いずれ起きるバブルの縮小とともに元の構造に戻るか、それとも完全破綻かどうかはまだわからない。前者に収まってほしいが、すべてのレーベルの消滅もありうる。低いが。


>完全に地の分を消滅させたらライトノベルであるのか。僕はいいんじゃないと思う。劇の台本みたいになりそうだけどね。バカテスはそんな印象しか受けないけど。僕は思考パターンが追い付かない。


>ライトノベルの表紙の裏になんか仕込めないのかという意見。マンガみたいに4コマでも載せればいいと思ったりする。斬新なのになぜやらないの。近い話だけど、火の国・風の国物語の表紙をめくった作者、絵師の紹介の内側帯まで絵が描かれているのは驚いた。あれは衝撃的なので、高評価している。差別化を図るうえで、マンガのように個性的な装丁がほしいなと思ったりする。単行本のように。箱入りとか。講談社BOXか。


>小説、漫画、そしてライトノベル、それぞれ別物。ライトノベルは、小説から乖離した存在になりつつあるような。


以上、ではまた。