ライトノベルがアニメ化されたときに感じる違和感

ライトノベルを読んでいるとき、多くの場合において読み手は主人公の視点で読んでいる。つまり、主人公になりきっているわけである。それは、ごく自然に行われることであって意識的に行われるわけではない。

しかし、アニメ化されるとそれは変わってくる。アニメでは、視聴者は神の視点で見ることになる。つまり、主人公も含めた登場人物達の行動、言動を外から眺めることになるのだ。すると、ライトノベルで読んでいたときと感覚が変わってくる。主人公の行動が理解出来なくなったり、矛盾しているように感じることが出てくるわけである。

それが、違和感に繋がっているのではないだろうか。これに関連しては、前に記事にしたライトノベルよりアニメに近い萌え4コマに存在する陰の主人公の存在が挙げられる。


日常系萌え4コマをライトノベルに変換するときに必要な男性主人公についてとそれを無くすための方法について考えてみた - Sa雪→書を読むこと

もう一つ思うことがあるのだけれど、それはまた今度。