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ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! 書評

書評 ライトノベル スニーカー文庫

現世から黒ウサギによって3人の問題児が呼び出され、箱庭という世界でギフトゲームに参加するという話。最終的な目的は魔王を倒して、奪われたコミュニティの名と旗印を取り戻すことだ。

久々につまらないライトノベルでした。こんな気持ちになるのは珍しい。密室プレイ以来だ。つまり、二度目ということだ。

この作品の何が悪いのかはかなりはっきりしていて、誰でも分かる。まず、ギフトゲームが複雑すぎる。勝った方が一つ願い事を叶えられるとかいうルールにすればいいのに、勝者側が得られるもののバリエーションが多すぎて、漠然としすぎている。魔王に勝つためにギフトを手に入れて能力の上昇をしていこうというのが道筋なのだろうが、そこまでの過程があいまいでぶっちゃけ強くなった気がしない。

次に、問題児の一人で主人公の十六夜がチートすぎる。相手の能力がいかに強かろうが、あっけなく倒してしまう。そのためどんな敵も強そうに見えない。結局、主人公の能力が不明なのに強いというのはストーリーを盛り下げる要素にしかならないのだ。相手の切り札すら無効化できるとなったら、相手の強さが際立たない。
上条当麻はイマジンブレーカーを持ちつつもチートでない。どんな能力もかならず欠点があってそこをカバーして戦うから面白い。なのはだってあれだけの魔法が使えながらも強い相手では初見では圧倒できない。
十六夜のスペックが他の二人に比べて高すぎたことが大幅なマイナスを生んだ。

後は、元魔王がたくさん出てくるのに魔王は一巻では出てこないことや強い能力を持っている黒ウサギがギフトゲームに参加しなかったり、戦闘が単純すぎたり問題点は山のようにある。


ただ黒ウサギは可愛いのでそこは評価している。苛めたくなる気持ちも分かる。

黒ウサギと白夜叉は好きになったので二巻以降も読む予定。主人公が苦戦して欲しいというなんとも変わった希望を出したい。酷評の半分は個人の趣味なので、この作品に波長が合う人には半分は問題ない。あくまでも一意見ということで。