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ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

七夏、時跳び! 読了

ライトノベル

七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School (電撃文庫)

七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School (電撃文庫)

七花、時跳び!
Time-Travel at the After School
著/久住四季  イラスト/明星かがよ
定価:620円
好評発売中!
「先輩、もうやめてくださいってばあ」
「えー? こんなにおもしろいのに?」
そうなんです、タイムトラベルはおもしろいのです!!

 そもそもの発端は、だ。我が後輩の七花いわく、突然タイムトラベラーになったという。可愛い顔して、あなたマジですか!? と言いたいところだが、これがマジだったりするのだ。過去や未来に自由に跳べるとしたら、どうする? カップメンにお湯を注いで『三分後』に跳んで待たずに食べるとか──え? 違う?
 こんな面白いことはないと、退屈しのぎに彼女と始めた時間旅行は──まぁしょうもないことばかりで。
 予告しておく。びっくりしたり呆れたりすることはあっても、歴史を動かすような展開は何にもない。なぜなら、僕が主人公だからだ。
電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE


七夏、時跳び!を読みました。電撃文庫から出ている単巻ものの作品です。日常系SF作品で、タイムトラベルがキーワードとなっています。
ある日、主人公柊の後輩、七夏はタイムトラベル能力を手に入れます。
そのタイムトラベル能力を使って主人公と時を跳んで、自分達に対していたずらしたり、ケーキがなくなるという些細な謎に遭遇するという話。
青春とタイムトラベルを掛けあわせた、ジュブナイル物として名作だと思います。
七夏の主人公への仄かな恋心は、セクハラされてもあんまり怒らないところからも感じられます。そして、鈴ヶ森の柊への恋心に気づかない主人公の鈍感さ。三角関係をもう少し強調しても良かったかな。単巻だからできることは限られているわけですが。
テーマである、将来にたいしてヤル気が出ない主人公が、未来は不確定であるということそして断片的であるが未来へ行って得たアイデアを材料に、ヤル気を出すというのが成長を描いており心地よかった。
大学に行った後の話でもいいし、高校生活でもいいので続きが出ないかな。七夏と主人公とのイチャラブな話も見たい。我妻さんみたいに、未来へ連続的にタイムスリップしても面白そう。
作者の久住四季さんは、次作を創元社から出すらしい。SFだし、向いているといえば向いているかな。次回作に期待。

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