ミグストラノート

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タイトルに妹と入るライトノベルについて調べてみた

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データをまとめて満足していて、記事を書いていなかった。その間に同じ題材の良い記事が上がっていた。二番煎じとはなるが、ここに報告しようと思う。妹と姉妹というワードでは結果がかなり違ってくる。ここでは、妹というワードで調べてみた。


1,方法

対象期間は、2000年から2011年までとする。また調査対象は、少女系ライトノベルも含めた全てのライトノベルにした。条件は、タイトルに妹という文字が単独で入ること。例えば姉妹というワードでは駄目である。また、サブタイトルに妹が付く場合は、シリーズ物の場合、一巻以降もサブタイトルに妹が入るならば条件を満たしていることにした。一巻で完結している作品の場合は、サブタイトルに妹が入る場合も同様にタイトルに妹と入るライトノベルとした。更に、ノベライズも除外した。例えば、「モエかん 緊急指令!妹島を攻略せよ!」は外してある。
調査に使ったのは、皆さんにもお馴染みのライトノベルデータベースを運用されているラノベの杜さん。このサイトを使い、妹というワードで検索した。以下、検索結果。

ラノベの杜 - DB検索 - 検索結果


2,結果
まずは、タイトルに妹と付くライトノベルをシリーズ初刊の発売年ごとに示す。

2000年 
この年は該当作品なし。


2001年 
この年は該当作品なし。


2002年 
一作品。

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)


2003年 
この年は該当作品なし。


2004年 
一作品。


2005年 
一作品。

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)


2006年 
この年は該当作品なし。


2008年 
一作品。


2007年 
この年は該当作品なし。


2009年 
この年は該当作品なし。


2010年 
三作品。

この中に1人、妹がいる! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

この中に1人、妹がいる! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

妹ドラゴン 兄若ハゲ (HJ文庫)

妹ドラゴン 兄若ハゲ (HJ文庫)

女子モテな妹と受難な俺 (ガガガ文庫)

女子モテな妹と受難な俺 (ガガガ文庫)


2011年 
五作品。

妹がゾンビなんですけど! (スマッシュ文庫)

妹がゾンビなんですけど! (スマッシュ文庫)

妹(マイ)ホーム (電撃文庫)

妹(マイ)ホーム (電撃文庫)

俺の彼女は飼主(マリア)様、妹はご主人様 (富士見ファンタジア文庫)

俺の彼女は飼主(マリア)様、妹はご主人様 (富士見ファンタジア文庫)

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

総計、12作品。

グラフにするとこのようになる。

レーベルごとに分けた結果である。
電撃文庫 3
MF文庫J 2
HJ文庫 2
FB文庫 1
ガガガ文庫 1
スマッシュ文庫 1
SD文庫 1
ファンタジア文庫 1


3,考察と感想
まとめてみると、2011年が特に多い。2011年は5作品出ている。条件とは合致しなかったので、*1泣く泣くは外したが、2011年には、更に加えて「RIGHT∞LIGHT 1 僕の妹は神様で、空飛ぶ少女は泣き虫で――。」「G.L. 〜気がついたら女の子になって妹を守ることになったから、とりあえず揉んでみた!〜」といったような、明らかに妹というワードを意識したサブタイトルが見られた。一方、2010年も三作品と平均に比べて多い。

この妹という単語をタイトル入れるようになったことには、やはり、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」が影響しているのだろう。2008年8月に発売された同作品は、*2オタクの妹と兄の関係の変化していく様子や後輩の黒猫との恋愛とそれに伴い起きる三角関係などを描いたものであるが、2010年のアニメ化を境にその人気は爆発し、各ヒロインを支持するファン同士による戦争は、アファリエイトサイトというカンフル剤を投与され、激化した。色々と批判はあったが大きな注目と人気を得たことは確かである。

その成功を見た者たちにとって、妹をタイトルに入れストーリーにかませることは当然の選択だったであろう。そして、このような増加をたどったのだと推測される。

参考までに、条件と対象は変えずにシリーズ既刊も含めるとこんな感じになる。一年に何冊も出るのがライトノベルの特徴なのでこちらのほうがまた妹がタイトルに付くライトノベルが出ているなという感じを理解しやすいと思う。

レーベルごとでは電撃文庫が3作品と一番である。他は、MF文庫とHJ文庫が2作品であり、ガガガ文庫スマッシュ文庫SD文庫ファンタジア文庫が1作品で続く。GA文庫コバルト文庫がなかったのが意外だった。電撃文庫が多いのは単に刊行点数の差であるような気もしないわけではない。コバルトは代わりに姉妹というワードが多かった。

現在も続刊が出ている「この中に1人、妹がいる!」は、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を除けば今一番ホットなタイトルに妹が付くライトノベルだ。アニメ化も決定している。それとは別の意味合いで有名になった「僕の妹は漢字が読める」も妹という単語を漢字が読むことができるということに絡めて上手く使っている。


この中では、シスマゲドンが個人的に一番好きなタイトルだ。

この妹ブームがいつまで続くか分からないが、次に来そうなのは俺というワードが入るタイトルな気がする。俺ガイルか俺修羅がアニメ化しヒットすればおそらくその仮説は実現されるだろう。

まとめたエクセルデータ、使いたい人はどうぞ。
妹とタイトルに付くライトノベル.xlsx 直

追記
「いもうと」とタイトルに付くライトノベルは2011年までに三作品ある。2011年「いもうとがかり」、2008年「激辛!夏風高校カレー部 (いもうと付き)」、2006年「さよなら、いもうと」。より希少であるといえる。2012年は1月に「いもうとコンプレックス! ‐IC」が出ている。

まあ、「妹」と「いもうと」は似て非なるものなんですけどね。


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スマッシュ文庫レーベル内レーベル。

*1:二巻以降でサブタイトルから妹という単語が無くなったから

*2:僕は読んでないのであまり詳しくない