ノーゲーム・ノーライフ1,2 感想

新作としてやたら評価が高かったので読んでみました.

現実世界で頭が悪すぎたり,逆に頭が良すぎて溶け込めない二人の義兄妹がなんでもゲームで決まる異世界に招かれるという話.
すべての種族を制覇して,ラスボステトにゲームで勝つというのが筋になるのでしょう.
シロといいステフといい,エッチです.
原作者自ら18禁同人誌を出す気持ちがわかります.

今のところ一番好きなキャラは天使「ジブリール」かな.あの腹に潜めた凶暴さと主上への愛のギャップに萌える.報われないステフ(ドラちゃん)も可愛いけどね.シロは,あくまでも健全な妹としての愛らしさなどでそういう対象じゃないのだよ.やたらと18禁にこだわるソラにトラウマがあったりすると面白いだけど,多分ラブコメにおけるくっつけないための仕組み,例えばまよチキ!の女性恐怖症みたいなのだろうな.ラスボスのウラに裏ボスでもいそうな気がしてきた.

2巻のラストで起きたこと.なぜ人間が生き残ったのに関連するのだろう.だれか協力者がいたのか,あるいは人そのものが外から連れて来られてあとから来たのかなと思ったけど,後者はジブちゃんが人間なんて飽きてますよと言ってたので違いそう.世界の記憶を調整して,外から補充されているとかだと面白いが,それだとファンタジーよりになりすぎて,ゲームから離れるので駄目だろうな.

なんにせよ空が言った事の意味がよくわかんないので,そこら辺が解き明かされる3巻に期待なのですよ.