ミグストラノート

ラノベ読みの日記です。その他、地質。

時間を止めて××する簡単なお仕事 藤崎悠貴著 感想  2はいつ出るの

イントロダクション

ラノベ世代のエッチな官能小説レーベル「ペガサス文庫」という新レーベルができる 作品一覧にはノクターンノベルズで見かけた作家さんの名前がある - ミグストラノート はてなブックマーク - ラノベ世代のエッチな官能小説レーベル「ペガサス文庫」という新レーベルができる 作品一覧にはノクターンノベルズで見かけた作家さんの名前がある - ミグストラノート

という記事を書いたので,責任をとって第一弾作品の中からいくつかの作品の感想を書きたい.今のところ,時間を止めて××する簡単なお仕事 新米ナースのヤリすぎ看護 Kindleで買った.

実は,時間を止めての方を買おうとして絵に惹かれて,つい新米ナースのヤリすぎ看護の方を買っちゃったんだ.絵力だけだったら新米ナースのヤリすぎ看護一番かも.

というわけで,「時間を止めて××する簡単なお仕事」の感想を書きたい.

あらすじ

靖彦は後ろから抱きすくめるように彼女の乳房に手を添え、やわらかな感触を楽しむ。彼女はそれでも微動だにせず、靖彦の手に、されるがままに身体を委ねていた。 平凡な大学生・前園靖彦(まえぞの やすひこ)は、骨董商を営む友人から「時間を止めることができる」という指輪を譲り受ける。当初は懐疑的であったが、言われるがままに靖彦が念じた瞬間、世界は静寂に包まれた。時間さえ止めてしまえばなんでもできる――。そう理解しながらも悪用することに躊躇する靖彦の前に大学一の美女、一ノ瀬夏波が現れ、ついにパンドラの箱を開けてしまう。ひとつの指輪をきっかけに非日常へと巻き込まれる靖彦を描くファンタジー官能小説。

『時間を止めて××する簡単なお仕事』著者:藤崎悠貴/イラスト:藍夜(ペガサス文庫)

感想

この作品の原案の時を止めてを読んでいるので,若干の物足りなさを感じた.時を止めての第一章くらいか.これからどう話が展開していくのか,ペラッ,あれ終わり.みたいな感じだった.

一番盛り上がるところで終わりというわけではないので,読者が反感を持ったりすることはない.ただ短いだけだ.それもそのはず,はじめから1時間程度で読めるものを提供するというのがペガサス文庫のコンセプトとして今のところあって,その基準を適用するとこうなるのが当たり前だからだ.

自分はWEBのバージョンを知っているから短いなと思うのであって,それを知らない人に取ってすれば全く問題はないだろう.

そして,タイトルに1はついていないが,話は完結していないので2が売れ行き次第で出せるかもしれないのだ.ならば文句は言う必要はない.

結論から言うと,内容は面白かった.短いなりに,起承転結をつけ,そして伏線が機能して,話がまとまっている.さすがに完結作品や短編を何度も書いているだけあって上手い.原案の時を止めてと被るのは冒頭くらい,それも上手くアレンジされて話の鍵となっているので,あちらの既読者であっても買うべきだ.

主要キャラの一ノ瀬夏波が,借金のかたとはいえとんだビッチだったのには驚いた.そして六宮猛の正体もそう繋げてくるかという感じで少々予想を裏切られた.キーワードとしては友人と一番の出来事の件だろう.

一ノ瀬夏波は大学のミスキャンパスだが,実はみたいな件は王道だが,ラノベでは難しいところ.今回はジュブナイルポルノとしてのレーベルの特性もあるし,主人公を大学生に変更したので違和感もない.作品の出来で言えば,もう少し膨らませれば一般のラノベでもだせそうだが,やはりエロがネックだろう.

エロのボリュームが少ないのは皆様もご指摘の通りだ.十分なエロを入れようとしたら,この長さだとストーリーをすて,延々とエロシーンを入れなければならないだろうが,それをするよりも物語として成立させた方を僕としては評価したい.中途半端と言われればそうだが,だからWEB小説とかの自由に書ける媒体が向いてるのだろう.

一ノ瀬夏波がミステリアスなキャラじゃないかなという謎の読む前からの期待があった.なぜかというと,時を止めての最終章でそういうよくわからないキャラが出てきて,その流れをくむのかなと思ったが,良く考えてみるとそういう複雑なキャラを出すと話が収まりきらない.

なので単純なキャラにしたのは正解だ.

全体を統括すると小粒だがよくまとまっている.2あるんだよね?.