電子書籍の場合 セールの時一気にシリーズ続刊も買えよと言われているみたいでちょっと嫌だという話

前回の記事で述べたようにAmazonのKindle Storeで角川30%以上OFFセールで安くなっていた「万能鑑定士Qの事件簿 ?」を買った。
Kindle角川30%以上OFFセールが復活したので万能鑑定士Qの事件簿 ?を電子書籍で買った

万能鑑定士Qの事件簿 I: 1 (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿 I: 1 (角川文庫)

このシリーズは、当然ながらシリーズというくらいなので続刊が何冊もあってそれぞれ評価が高い。

そして、続刊もセールのために350円で購入することができ、紙の本よりお得である。

紙の本なら1巻読み終わって暇なときに買えばいいかなと思うところだが、電子書籍の場合セール期間で安くなっているので期間内に買わないといけないという気持ちになる。それもどうせならシリーズ全部、こんなに限定で安いのだからという具合に更に購買欲を強くする。

そうして買うことは、なんか自分の意志で買っていない気がしていやだなという気分になる。本の価値は変わっていないのに、価格がころころ変わる。それも需要と供給のバランスで変わるのでなくて、プロモーションとしてである。変わった価格に振り回される。

多分、自分が本に対して抱く変わらぬ価値というのは再販制度に裏付けられたどこで買っても同じ価格という事実により生み出された部分もあるのだと思う。ただ、競合する会社がある今だけ価格が安くなっているだけなのかもしれない。そして遠からずAmazon以外の電子書籍サービスは消えていくだろう。それくらいサービスとして優れている。

セールで本の購入をせかされるのは、ちょっといやだなという感覚的な話でした。