WEBでの文章の書き方

自分はネット社会に溶け込む前はかなり硬い文章を書いていた.である,だを多用する文体だ.メールも基本的に顔文字とかのゆるい文章を使っていなかった.

今もメールとかは硬い文章でしか書けないのだけれど,それはそれとして,Twitterとかブログとかでは硬い文章だけだと上手く溶け込めないのだ.

例えば,主語や助詞を省くことが一般的だ.というわけで,長い間WEBに住み着いた結果として文章がそういった形式だったものから逸脱してしまっている.

だからたまにきちんと文章を書こうとすると困るんだよね.助詞を抜いたり,詳しい説明を省いたりする癖が付いていると,極小数の人にしか届かない.逆に丁寧すぎるくらいに書かないとダメ.ラノベだとWEBに近いせいもあるのかできるだけそういったものを省く傾向にあるのだけど,行き過ぎると理解するのが難しくなる.登場人物が何をやっているのかが読み手が想像できなくなるのだ.

これがオフラインだと問題はないのだが,悩ましいところである.使い分けがWEB上でもできるようにトレーニングをしなければと思っている.