はてなのサービスの利用者は，一部の人気のある人だけではありません．例えばはてなブログでは，ただの日記やゲームの記録，ポエムなどあまり他人にとって利益にならない，それでも自分にとっては価値のあるブログがたくさん存在しています．それは，はてなブックマークやはてなスペース，フォトライフといった他のサービスでも同じことです．
それは新着エントリーを見てもらえれば分かります．
このように，一部の人気のある利用者をとって，それがはてなではこういう人がいるというのは正確性にかけます．人気のある利用者をはてなに呼んで，はてなについて意見を聞くというのは，そういう限られた人にとって使いやすくなるだけであって全体の利益にはならない可能性が高いです．
そのことについて頭のなかに入れておくと一部の意見を絶対視しなくなるでしょう．AでもあるけれどBでもあるというのは大概において真実です．それでも，何かの選択をしなければならないとき人は利益が多い方を選ぶべきです．しかし，もしもBが見えずにAだけしか見えていない状態ではその判断を見誤ります．狭い視野で思いついた一つの見解を絶対視せず，全体を見渡して考えることが必要です．
