敵とのエンカウントが辛い話「 黄金の太陽 開かれし封印」プレイ中

黄金の太陽 開かれし封印」を中古で買ってやっている.実にゲームというのをやるのは数年ぶりではないだろうか.弟に投げたゼノギアス以来.桃鉄とかはやっている気がするけれど,RPGは久しぶりである.

黄金の太陽 開かれし封印」のハードはGBA.家のあるのがGBAしかないのだから,選択の余地はない.このGBA自体も自分のではなく,弟のだったりする.ストーリーは世界の危機を不運にも荷担してしまった主人公が,逃げた敵に拉致されたヒロインと研究者を助けにいきながら敵の野望を砕き世界を救うという話.今6割くらいやった気がする.

ゲームはターン制度.敵は複数,今のところ最大四体.こちらも今のところ最大四人で同時に戦闘になる.HPが0になっても,復活できる.主人公がHP0でも他のキャラが残っていれば戦闘続行される.主な攻撃手段は,エナジー(魔法),通常攻撃,ジンである.エナジーに使うポイントが歩いていればすぐに回復するので,結局特定の強力なエナジー重視となり,たまにジンを召喚したり解き放ったりする.全体としての難易度は低めかな.

カットインではいる女の子がみな可愛い.むの的にポイント高い.ゲーム自体はそこそこ楽しい感じ.ストーリーが弱いので,まあこんなものか.また,ゲームのギミックは,乗ると動くトロッコや迷う道,岩を持ち上げる,水を凍らすなどかなり凝っていて良い.

本当に久方ぶりにRPGをやるので,敵とエンカウントするのに最初の内なれなかった.そっかRPGだもんねと初めて遭遇して実感した.それからしばらくプレイして,やっぱし敵が歩いていると襲ってくるのがだるい.いちいち戦闘したくない.

昔はそんなことなかったのにと思ったが,よく考えてみると当時からだるかった気がする.キングダムハーツとか敵と即時バトルになり,戦闘へすぐに移行されるので,スムーズで精神的に疲れなかった覚えがある.

洞窟とかで,どこがゴールか分からずに歩いていると,敵が出てくる.この繰り返し.敵との遭遇間隔が少し高いからなのだろうか.嫌になるのだ.というわけで,最初の内,もう嫌だとなるまでは敵と付き合うが,それ以後は敵を避けるエナジーを多用することになる.また,このフィールドで使用するエナジーも発動モーションがリッチで,演出が凝っているので多用するエナジーだとそれはいいから早く効果発動してくれという気になる.

というこの感想は,自分が歳を取ったからなのだろうか.こうしてめんどくさいという気持ちがゲームへのアクセスを遠ざける.このゲームにおいてエナジーとして敵よけが早い段階で出るのはしかし素晴らしいことである.制作者もその辺のことを考えているのだろうか.

似た話なのだけれど,ゲームをするとき戦闘の楽しさも大事なのだけれど,自分はストーリーが大事であると考えている.キャラクター,背景が絡み合ってゲームを作り上げる.このストーリーを簡単にゲームをプレイすることなく受けることが出来るのが,ライトノベルなのだろう.読むだけで,楽しい物語を体感できるのだ.一方でゲームとの違いはイラストが少ないことである.

RPGはしたいのだけど,戦闘回数は減らしたい.それこそスーパーマリオのダンジョンみたいな感じのイメージ.あれもゴールをすることが目的である.マップごとにボス敵を倒して小さなゴールをしてストーリーを進めるのが,RPGだとすると,雑魚敵が出てこないRPGが受けるかもしれない.つまり,解くべき謎とボスがマップに存在し,さらにキャラクターとストーリーが存在する.そんなことを思った.