知らないジャンルにはまってからの面白さの推移 アニメやライトノベル

アニメの場合

初期

最初のうちっていうのはどんな作品も面白い面白いって思えて,とても幸せなのである.それはストーリーだってそうだし,キャラクターだって,声だって,音楽だってみんな素晴らしいと感じる.この頃に見た作品っていうのは,例え数が多くても記憶に残り続けるもので,あとで思い返すと良いアニメだったと思える作品である.

反面,初期の頃に見た作品はアニメーション全体のクオリティとか分かったもんではないから,神格化してしまい,他人にここが糞だと言われると反感を持つ.見もしないで,あの作品はあの監督が作っているから駄目でしょみたいに通ぶる.周りから見てうざい.だがそれもまた一興であり,温かく見守るべきなのである.

中期

だんだんとアニメの刺激に慣れてきて,すべての作品を楽しめことができなくなる.

末期

自分はアニメは卒業すべきなんだと思うようになり,飽きる.

それでも

面白いと人に思わせるアニメ,いつの日もある.より作品を楽しむためには,末期へと近づくにつれて,アニメに対して受け身でいることをやめて(アニメだけを見る)声優やイベント,音楽,MAD,コミカライズ,同人作品,評論と周辺のジャンルへと手を伸ばして複合的に楽しむ必要があると思う.

まとめ

ライトノベルでも同様に初期の頃っていうのは,まだそのジャンルの面白さに慣れていないので,どんな作品でも楽しめるし,発見がある,なので先入観なしで,純粋に楽しめば良いと思う.一方で,中期,後期では楽しみ方をコミュニティや隣接ジャンルへと広げる必要があるように思える.そうしたほうがより楽しめるからだ.

末期で,自分が楽しめないのを作品のせいにし始める人がいるが,見苦しいのでやめるべきであり,それはお前の中に問題の根源があるのだ.

人によって合う合わないというのもあると思っていて,自分の中ではアニメは最終的に面白い作品が少ないなあというところに落ち着いているが,自分の場合ライトノベルは面白さの度合いが普通のレベルを保っているので,たいていの作品で楽しめる.一方でアニメは同じくらいの経験値なのに,そこまで平均が高くない.

これには見るとき読む時の負荷が関わっていると考えていて,アニメのほうが動画と音楽,声という複合的なものであり負荷が大きいが,基本的に音もなく文字だけ,たまに絵のライトノベルは負荷が小さい.

負荷の大小がどう作用しているのかというのは言語化しづらい.

ただし文字に対して抵抗があるかないかという人それぞれの特性も関わってくるので,負荷を測るときには人によって複数のパラメーター見る必要があるだろう.