ゲート本編を読んでいた

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファライト文庫)

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファライト文庫)

ゲート本編全巻を文庫で少し前に読み終えた.ゲートといえば,TVアニメ分割2クールの第一期がかなりヒットしたことをみなさまは知っておられることだろう.

アニメ一期はドラゴン退治に行くまで終わっていて,二期では,いろいろあった後にドラゴンを退治していくことになるだろう.ドラゴン退治は壮絶で,かなり絵的にも良いものとなるにちがいない.

作品をラストまで読んで,ラストの方はこう終わらせてくるかという感じだったが,一人の人がやれることをやり,皆が力を合わせるという理想的な最後であったと思う.

それで,ゲートで一番好きだったシーンは,炎龍退治でも戦争のシーンでも,ラストでもなくてレレイが日本から来た教授か先生と異世界の魔法とか原理について話しているシーンで,これは物語の根幹をなすものであるんだけど,普通の人はあんまし好きじゃないと思う.やっぱりこういうSFチックな設定があるというのが私にとっては最高の要素なのである.また自分の研究室に入れようとする先生たちの張り合いとかも,この業界にいまいる自分としては身近なワクワクする出来事なのである.これは,良い成果を出してなし上がっていくのと同じである.

アニメ炎龍篇も楽しみだし,まだ外伝があるのでそちらを読みたい.正妻が誰になるかとか初夜の話とか読みたい.