WEB小説サイトはライトノベル雑誌に近い?

ライトノベル雑誌がもっとあってもいいのになあと思っていたが,それを叶えてくれるのがプロ作家によるWEB小説サイトへの投稿だった.

過去,ライトノベル雑誌は紙の書籍形態は難しいが電子書籍ならば採算的に良いのではと始めたGA文庫GA文庫マガジンも休刊してしまった.

この世の全てはこともなし : 電子ライトノベル雑誌はなかなか難しいようです

はてな協力のカクヨメには,プロ作家作品が公式で投稿されている.それらはトップページのレーベルごとのコーナに横並びに集められている.そしてそこでは様々な作家の作品が読めるというまとまりができている.雑誌っぽくないだろうか.そんなことを前述のツイートを見ていて思った.

単一レーベルに限定されるがWEB雑誌みたいなのを積極的にやっているのはやっぱりスニーカー文庫 (ザ・スニーカー) かな.

そもそも雑誌形態がもう少し出来て欲しいというのは作家の収入源が描き下ろしに限定されるのは,将来性から考えると厳しいと考えているからである.雑誌があれば掲載料がもらえるしその原稿を書籍化すればまたお金がもらえるので労力自体はそれほど変わらずにお金が増えるのである.ラノベは文庫に束縛されているのでハードカバーでだして文庫化という手段が使えない.ただし例外はあり,ゲートとかWEB小説書籍化作品において独自の形態である四六サイズで出した後文庫化するというものがある.

カクヨメで公式連載している作家は別に掲載料として出版社からお金をもらっていると信じたい.