ミグストラノート

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲のアニメが放映されるわけですが,その前に言っておくことがある

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲のアニメが2018年1月から放映されます.めでたいです.

原作は小説家になろうで連載されています.

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

書籍版は現在12巻まで発売.1月に資料集兼店舗別特典を集めた巻が出るそうです.少し前に店舗特典として短編を付けることに対して読者がつらいと思うことがあるという例が出ていましたが,こういう形でまとめられるとよいですね.

書店特典が「描き下ろし短編」だと心が辛いというお話。 - Togetter

早速本題なのですが,この小説は異世界で俺TUEEすることが主題ではありません.結果的にそうなっていますが,読んでみれば分かるとおり主人公はエンジニアらしくただ思うがままに自分の作りたいものを作ったり興味だけで魔法を使ったりしているに過ぎません.それだけ聞くとナイツ&マジックぽいですが,後述するとおりあっちはロボット物に限定されていてなおかつ魔獣や敵の機体と熱く戦うといった展開もあるのでかなり違いがあります.

主人公のサトゥーの一人称でスキルの感情抑制のせいか文体がフラットであるのが本作品の特徴で,常に落ち着いています.たまに動揺しても文体からはあまり伝わってきません.なので熱いバトルであるとかは読んでいる限り感じませんし,たぶんアニメでもそうでしょう.

もちろん例外もありますが,それは仲間がピンチに陥ったときです.自分は基本的にあらゆる状況に対応できるのであまり動揺しないのです.

ではいったいこの小説はなにがメインテーマなのでしょうか.それはアニメ公式サイトのトップ絵が如実に表しているとおり,異世界を思うがままに観光するというものです.高いステータスもすべてはその過程を楽にするために過ぎません.なので珍しい国に行って人に触れあったり,おいしい物を食べたり,世界の謎に触れたりするのが本題です.

このすばのアニメでアルカンレティアに温泉旅へ行く話がありましたが,たぶんあんな感じになるのではないでしょうか.

ついでに書いておくとデスマーチからはじまる異世界狂想曲の中で,白熱した戦闘といえばやはり,黄金の猪王との戦いでしょう.

デスマーチからはじまる異世界狂想曲 - 7-19.誰も知らない夜

この戦いでのみサトゥーは苦戦しています.負けないが勝ち方が分からないという感じはゲームのボスキャラとの戦いを彷彿とさせます.

次いで王都でのカミとの戦いかイタチ帝国でのアリサたちの戦いだと思います.

さて観光と戦闘を除いた別の魅力は,謎解きでしょう.サトゥーを異世界へ召喚したのは誰なのか,異世界転生の際に埋め込まれる神の欠片について, サガ帝国はなぜ勇者召喚を連続で行えるのかといった多くの謎があります.そしてこれから少しずつ明らかになっていくはずです.

補足

ここまで書いて思ったのは,イタチ帝国編.他の章と違ってサトゥーがあまり前に出てきません.皇帝やトラザユーヤが何をするのか予想できない感じがあり,明らかに主人公はやらないこと勝てるか分からない神への挑戦を行うところなんかかなり白熱しています.これも魅力ですね.