グリー傘下のWFLE 世界初のVTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」雑感

VTuber向けに手厚い報酬を払うことで,プラットホームから作りに来たグリー.

まずVTuber用のREALITYで謳われている制作してくれるモデルがどのレベルのものか.そして希望者全員に提供されるのか.一部のVTuberしかYouTubeで稼げていないのをどうにかすると主張しておいて 同様に一部のVTuberにしかサービスを提供しなかったら同じことである.

「注をみるに1日20人ずつ収益化できていない」はライブ配信でのことだ.ライブ配信での収入はスパチャがメインだろう.でもスパチャは一応コミュニケーション手段の一つのはずで,どちらかというとメインは広告の方になる.ここらへんは少ない人数を強調するのではなくて,月に何円稼げるのが何人くらいいますというのが論理的な議論の仕方だろう.

また確かにYouTubeでは稼げていない? かもしれないが,実際多くのVTuberはFanboxやカンパをもらっているので,そんなに少ないVTuberだけがマネタイズできていないわけではない.もちろんマネタイズの意味が最低賃金を稼ぎ出すとかだったら話は違うが.

YouTubeの収益化と比べてどれくらいお金が入ってくるのか.もし,ももともと少なければ二倍したところで対して変わらない.またYouTubeメインで活動していれば累計再生回数が確実に上がり収益化できるのに,その機会を奪うことになる.

そもそも2500人が活動停止しているとはいえ,私が思うにほとんどの人はお金の問題で活動停止しているわけではない.SNSとしてのコミュケーションが上手く行かなかったことがおそらく原因で,それがこのサービスで解消できるかというと疑問符がつく.それを実現するにはTwitterレベルで価値あるサービスとなる必要がある.VRChatみたいなら可能性が大いにある.

参考 SNSとしてのVTuber稼業|むの|note

というわけで宣伝資料に出てきたVTuber以外で賢い方は,慎重な見方をしているかもしれない.

視聴者としては

アプリの使いやすさ,運営への信頼度,推している方の様子を見て,とりあえず乗ってみることになるのかな.

スマホアプリだと画面が小さいから,最近リッチになりつつあった配信がまたリセットされることになる可能性がある.それこそ雑談配信とか.